大乱闘スマッシュブラザーズ。


今回のレビューはある程度以上スマブラというゲームをプレイしていて理解している事を前提にしているので
スマブラを全く知らない人にとってはやや理解に苦しむ点があるかもしれません。
まぁ、みんな大好き大乱闘だから大丈夫でしょ!

 

「お祭りソフト」と称されるスマブラは、初代から既に大ボリュームのソフトであったのだが

後にゲームキューブで続編「スマブラDX」が発売されこれ以上無いぐらいの進化を遂げる。

が、これをさらに進化させてもはや究極形態といっていいんじゃないかという「スマブラX」が2008年1月31日に発売された。

いわば初代64スマブラがサイヤ人、スマブラDXがスーパーサイヤ人、
スマブラXがスーパーサイヤ人を超えたスーパーサイヤ人(超ベジータみたいなね)のようなものだろう。

限界を超えた作品、それがスマブラXだと俺は思う。

初代スマブラで熱狂してたのが10年前か。早い。そう考えると本当に息の長い愛されソフトである。

スマブラが登場してからというものの対戦ゲームとして友人宅に一台は無くてはならない作品となったスマブラ。

やはり、いつもそこに「スマブラ」はあった。

これからもスマブラ熱は永きにわたって燃え尽きる事は無いだろう。

特にスマブラXから初めてネット対戦(Wi-fi)が導入され、さらに対人戦はヒートアップ。

さすがにスマブラXで完結だろう、スマブラシリーズは・・・と、言いつつやっぱ人は無いものねだりだからいつか更なる続編を待ち望む声も出てくるんだろうねぇ。やはりさすがのスマブラXも完璧ではないのです。

 

DXやXがスマブラ64にどうやっても勝てない要素。

それは「ゲームバランス」である。

俺は64版を、最新作を除いて今でも対戦で熱くなれる鉄板ソフトと評価している。
その理由はやはりその神調整とも言えるまでのバランスに全てが込められている。

 

DXはとにかく強いキャラ弱いキャラの差がはっきりしすぎていた。

フォックス、ファルコ、マルス、シーク、ピーチといった「5強」とまで称される存在ができてしまう事態。

対してクッパやミュウツーといったキャラに極端なまでのキャラ差がありこいつらは誰がどう見ても弱い。

明らかに調整ミスと言わんばかりの、致命的なまでの強キャラ・弱キャラの差がある。

また、ほぼどのキャラにもいわゆる「死に技」という、対人戦で全く役に立たない技が多い。

その死に技の割合が、キャラクターを最も個性付けるB必殺技に圧倒的に多いのが残念で仕方が無い。

代表例として、シークの鉄糸舞、ピーチのピーチボンバー、クッパのクッパドロップなど。

また、64で使える技だったルイージのスーパージャンプパンチやサムスのスクリューアタックなど

あらゆる技が弱体化して全く使えなくなっている点なども目立った。

これらの技が共通して役に立たない理由は、「出だし、もしくは後にスキが大きすぎる」「当たっても威力微妙でたいしたことない」などの致命的すぎるウィークポイントが挙げられる。

ってかクッパドロップ酷すぎだろ。出だしも発動後もスキ大きすぎで見た目めっちゃ重そうなのにたいしてふっとばない。

キャラが2倍近くも増えた上になにかと細かいシステム変更もあったりして(絶とかいうふざけた裏技も広まったし)バランス調整はかなり難しかったであろう事はうなずける。だから仕方なかったといえば仕方なかった点もいくつかあるのだろう。

バランス悪くても対戦は面白いしね。

スマブラXは総勢35キャラ+αという多さにも関わらず特別強すぎるキャラ、弱すぎるキャラがいなく、DXでの反省点をかなり反映しているので(カービィを強くしたりシークを弱くしたり)だいぶバランスが良くなった。

だがそれにしてもやはりまだ強キャラと呼ばれてしまうキャラは出てくるし死に技も多い。

ってかマリオをおかしくしたのが許せない。なんだよポンプってふざけんなと。

 

それらに比べて、64はとにかく最高のバランスだった。

カービィやネスが最強とはよく言われてて、確かにその2キャラは弱点が少なく攻撃力も高いのでかなり強いのだが

ちゃんと鍛えれば他のキャラ全員も十分渡り合える。

弱いキャラが1人もいない、12キャラ全員強い。それが64の粋なところだ。

この頃の死に技の少なさもまた素晴らしい。

どのキャラの必殺技にもそれぞれ用途があって、タイマンにしろ乱戦にしろ全く役に立たない技が無い。

だからバリエーションのある多彩な戦い方ができた。

なによりこの頃はコンボが充実していたのがよかった。ってかコンボゲーだった。

昨今のスマブラのコンボの入らなさもそれはそれで良いし戦略性も深まることは深まるのだが、

やはりコンボはできた方がアツイし気持ちいい。練習の成果が一番ハッキリ出るし。

アイテムもこの頃が一番いい感じに強力だった。やっぱアイテムって強くなきゃダメだと思う。

DXではアイテムのパワーを抑えすぎた。地味な効果のアイテムばかりだったし。

DXなんかは極めるのはかなり大変だけど初心者や子供も乱戦で楽しめる、超上級‐初級向けの両極端なゲームだと俺は思う。

しかし64版はわりとだれでも強くなれるところに楽しさがあるのだと思う。

この頃のゲームバランスでまたスマブラが出たとしたら、本当に一生対戦を飽きずに楽しめるゲームになるだろうな。

 

ドラゴンボールで不老不死の願いを叶えてもらって永遠に戦闘を楽しむ、そんな戦闘民族サイヤ人のような考え方がね。
あーなんか何言ってるかわかんなくなってきた。


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