隠しシナリオ 中世編〜最終編


幼き頃には、7つのシナリオをクリアした後にあんな展開が待っているとは思いもしませんでした。


中世編

7つ全てのシナリオをクリアした後に突如現れるシナリオ。シナリオ選択画面で見慣れない鎧の男がひょっこりとそこに居座っていた時は素で驚いたものです。
中世といえば、剣や魔法が飛び交うRPGでは王道の時代背景であり、この中世編は剣士オルステッドがさらわれた姫を助けるために仲間を集めて魔王を倒しに行くという、まさに王道中の王道RPGである。
・・が!!そんな生ぬるいベタベタなストーリーで終わるはずが無いのがライブ・ア・ライブクオリティー。
誰があんなドンデン返しを予想できただろうか。
っていうかもう、今更ネタバレとかどうでもいいと思うので言ってしまえば、
主人公が魔王になってしまうというオチ。
悲しい、悲しすぎる。こんな残酷なエンディングがあっていいのか!?
仲間も死に、親友に裏切られ、姫にまでも・・世に存在する全てのRPGの中で最も不幸な主人公、それがオルステッド。
それがオルステッドクオリティー。
彼を救ってあげられるか否は、この後の最終編でのプレイヤーの判断にかかっている。何にしても完全に救う事はできないのだが。

☆冴え渡る剣技
カットワンウェイ、Vシャイン、ソードビュー、インケイジ、ムーンダウン、スピンドル、ミラードライブ、レイザーソニック、ヘキサフランジ・・と、オルステッドが修得する様々な技はどれも名前が恐ろしいまでにカッコ良く、センスが光るものばかり。
何語なのかわからないものもあるけど、とにかく響きが良すぎるので
発音するだけで気持ちいい。
そしてそれに負けない程イカすグラフィックと威力。やっぱ中世編おもしれーす。

☆ヒャッヒャッヒャ
途中までは物語の本腰にも全く入ってこない空気のような存在だったストレイボウ。
何より彼こそが黒幕(?)だったということが一番意表を突かれただろう。
残念だったのは、オルステッドとの戦闘直前にストレイボウの体が光っておぞましい姿に変わるのだが、いざ戦闘シーンになると見慣れた人間の姿のままということ。
怪物ストレイボウを見たかった。3×3ブロックぐらいのデカさの。
しかもこいつ、覚えてもいないはずの魔法をいきなり使ってきたりと怖いのだが、ヘキサフランジ使えば無傷で倒せるヘタレである。


最終編

中世編をクリアした後に現れる完結編。この最終編こそがクライマックスでありこのゲームの本筋であり最も面白くなる所である。
それぞれの世界の主人公たちが、魔王オルステッドに支配された中世ルクレチアの世界に呼び出され、力を合わせて世界を救う。とにかくワクワクが止まらないです。
人気の全く無い、暗雲が包む絶望の都。魔王の手によって生まれたのか、辺りは凶悪なモンスターと謎のダンジョンが氾濫する。
物騒な世界観です。
この最終編の面白さは、自由度の高さと隠し要素の多さにある。
誰を主人公にしてもいいし、誰を仲間にしてもいいし、いつクリアしてもいい。
まず、初めて最終編をプレイする際には絶対に攻略本を見たりネットの攻略情報を見ない事をオススメする。
最初はわからなかったあのキャラを仲間にする方法、隠されたダンジョン、最強の防具を持つ隠しボス、キャラ達が各シナリオでは修得することができなかった最強技、キャラのレベルに合わせてどんどん更新されていく敵キャラ・・
やる度に出てくる新しい発見に驚かされ、そして達成感が得られる。苦労して新たなダンジョンやボスを見つけ出した時の喜びは計り知れない。
そしてやりすぎだろっていうぐらいボリューム満点のトゥルーエンディング。
コレを見るためだけにライブアライブをやる価値があるってもんである。
台詞なども選んだ主人公によって変わってくるので何度でも最初からプレイしたくなる魅力がある。

そしてさらに、オルステッドを選んだ時だけ事態は全くの別物となる。
なんと、各シナリオのボス達を操作できるようになってしまう。
仲間はいない。目的は愚かな人間達に制裁を加え、全てを消滅させるのみ。最後に残るのは虚しさだけ・・
なんとも悲しすぎる最終編である。
しかしなんとまあ粋なプレゼントを用意してくれたものである。敵キャラを動かせるなんて夢のよう。
こういった別の側面からも楽しみを与えてくれるライブアライブはまさに完成されたソフトと言えよう。
ただし、初プレイでオルステッドを主人公にするのだけはやめた方がいいだろう・・

 

こっから先は色々ネタバレも含むので一応下げます。

 

 

 

 

 

☆敵キャラたち
最終編で一番面白いのはスタート直後。最終編では仲間のレベルの合計によって出現するモンスターの顔ぶれが変わる。
しかも各シナリオでの色違いのモンスターが勢揃い。最終編特有のグラフィックのキャラもいたり。
「亡拳士」とか「ファントム」とか、どうも死亡気味な方々がいるのがちょっと怖いが。こんな世界じゃやっぱりそうなっちゃうのか。
コレが、初期レベルが低い高原などを主人公にしないと会えないようなレアなモンスターもいたりして、成長していくにつれて敵も強くなっていくのでとにかく初期の頃はかなり楽しい。
イシュタールなど、経験値は恐ろしく高いがバランスおかしいほど強いモンスターがいるのも燃える要素。
だがレベルが限界まで高くなってしまうと完全に出現するモンスターも固定されてしまう上、経験値がゼロのモンスターもいたりするのが残念。やっぱり場所によって出現モンスターが違う方がいいのかも。

☆なんかの部品
初プレイ時、どうしてもキューブを仲間にする方法だけわかりませんでした。
で、そのままクリア。この時、トゥルーエンディングがあるなんて知る由も無かったが、どうもしっくりこなかった。
っていうかやっぱり仲間全員揃ってないのがむずがゆいので仕方なく2周目に突入し、キューブを主人公にして最終編プレイ。
無事に真実を垣間見ることができました。
キューブを仲間にする方法は、ついに攻略本を見るまでわからなかった。まさかあんなところに・・!!意外と気付きそうなもんだが。
コレのおかげかはわからないけど、クロノトリガーでカプセル見つけるのがやけに得意だった。
あと、何回食っても言う事聞かないサモも攻略本見るまで仲間にできませんでした。

☆ハリケンショット
SF編ではステータスもまともに見られなかったキューブや、レベルを上げられなかった高原やサンダウンも、この最終編では可能。
夢のようである。どんどん見知らぬ技を覚えていくサンダウンに魅せられ、光の速さでレベル上げました。
その極みがハリケンショット。いやー魅せるわこのオッサン。しょっぱなから999かましてくれた。
この時、もし
弾が一発しか出なかったら即戦力外通告してたかもわからん。

☆隠しダンジョン
各主人公に用意されていて、その最深部にその主人公の最強武器が眠っている隠しダンジョン。
7つ全てをノーヒントで制覇するのは、軽く2週間はかかったと思う。高原がいないと入り口を塞ぐボスが現れない「力」のダンジョンや、サンダウンがいないと馬が現れない「時」のダンジョンは意外と見つけるのが難しかったなぁ。
っていうか、どこからともなく馬がバヒーンって飛び出して来た時はかなりびびった。
「技」のダンジョンの岩は功夫編が印象に残ってたからなんとなくわかったものの、「本能」のダンジョンは一番苦労した。
なんとなく、ニオイを嗅いでみるとどうなるかなーと思い始めてから見つかった。
しっかり各シナリオの特性がダンジョン発見の手掛かりや内容に結びついているのが面白いですね。
ここまでくると、おぼろ丸がかくれみのを上手く使って切り抜けるダンジョンなんてのもあってよかったと思うんだがどうだろう。

☆エリアルシリーズ
世界に散らばる隠しボスを倒すと入手できるエリアルシリーズ。コレはとにかくユラウクスだけが、攻略本無しでは見つからなかったのが悔しい。
知のダンジョンなんて、戦闘もねーのにまた行ったりするわけねーよ畜生・・策士ですね、スクウェアソフト。
で、このエリアルシリーズ、全て石化防止機能が付いているというまさにセントアリシアのために作られたような防具だが、自分は見た目やこだわりを重視するタイプなので
あえて主人公に全て装備させておりました。

☆ラスボス
初プレイ時は物凄く強く感じたピュアオディオ。頭が弱い子供だったので「こんなん倒せるわけねーよマジで」とか本気で悩んでた。
慣れると色んな倒し方で遊べるようになってきて、物足りなささえ感じるように。HP4000ぐらいあってもよかったんじゃないか。

☆マルチエンディング
ピュアオディオに負けた時、頭が弱い子供だったので「あれ、ゲームオーバーにならんやん。あっ、エンディングっぽい。もしかしてこれでクリア!?」素で言ってます。大丈夫でしょうか。
当初はマルチエンディングだったという事に気付かなかった。
初めてトゥルーエンディングを見た時の感動は忘れもしない。
このエンディングはもう本当に何度も見ていて、全部見終わった後に毎回必ず震えが来てしまう。あまりの素晴らしさに。
個人的に一番感動するポイントは、キューブがカトゥー&伍長と再会するシーン(ここでキューブとカトゥーが抱き合うグラフィックが用意されていれば間違いなく泣いていた)
心山拳師範が門下生と鍛錬に励むシーン、そして
最後の各シナリオテーマのアレンジメドレー。最強にカッコ良い。
サウンドテストには無いので、コレを聴きたいがために何度もピュアオディオをヒネってる。
このメドレーで一番衝撃が走るのは、近未来編「Wait for Truth」の美しすぎるアレンジの後に曲のテンポが変わって「とどかぬ翼」に繋がる所。ここヤバイです。
トドメに最後は各主人公の公式イラストのグラフィックが表示されて「THE END」「終」「おしまい」「お わ り」「完」「劇終」「END」
各キャラの公式イラストがゲームで見れるのはここだけ。最後の最後でニクい演出をしてくれるスクウェアソフトに敬意を表したい。


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