7つのシナリオ


それぞれのシナリオを自由に選択してクリアしていくのがライブアライブの醍醐味なんだから
各シナリオを語っていくのは当然のことじゃろがい。


西部編

俺の一番好きなキャラ・サンダウンが主人公のこの西部編はウェスタン風味のちょいと渋い、俺の一番好きなシナリオ。
西部劇と言われて連想するもの・・ガンマン、WANTED、荒野、サボテン、枯れ草、投げナワ、馬、酒場、「5秒数えたら」。
これらの「お約束」がこれでもかってぐらいに詰まっている、まさに期待を裏切らないシナリオである。
西部劇というもののルーツは全く知らないけど、男は憧れ続けるものなのだろうか、ゲームやマンガでウェスタンなシーンを見かける事も多い(アーク・ザ・ラッド2や、「ワンピース」作者の尾田栄一郎短編集「WANTED!!」など)。
ただいつも思うのは、ガンマンって生きてて楽しいの?って事。銃弾食らったら一発で死ねるのによくそこまで命を粗末にできるものである。もちろん死を覚悟して生きる事にカッコ良さはあるのだろうが、絶対心地良くないだろうそんなLIFE

☆最短シナリオ
この西部編はおそらく初回プレイでは最も早くクリアできるシナリオだと思う。大体1時間以内にクリア可能。
初めてプレイした人がこのシナリオを選んでしまうと、「こんなに早いの!?」と唖然としてしまい、このゲームに淡白なイメージを持ってしまうかもしれないのが少し怖い。
でも自分の場合、初めて西部編をプレイした時も純粋に楽しめた。
やっぱりそれはサンダウンというキャラの魅力と、イカス音楽、台詞や展開に引き込まれてしまうためだろう。
ワナを仕掛けて敵数を減らしていくなんて、下手な冒険よりワクワクする。
と、言いつつ実は最初の頃まともに町人の話を聞いておらず、ワナの仕掛け方がよくわからなかったため、適当にパチンコ打たせたりエロいポスター置かせたりさせたあげく13人ぐらいと闘った記憶がある。
で、何故か勝てた。初回プレイで、13対2で勝ったってのは結構すごいかもしれん。ポスターを見つけたのも。
基本的にはクリアは一番簡単とも言えるシナリオだけど、あえて全くワナを仕掛けず15人相手に挑戦するということもできる奥の深いシナリオでもある。とにかく15人相手はなかなかキツイ。マッドのジターバグと攻撃アイテムが攻略のカギ。

☆ナイスなトリオ
デロス・サンチョ・パンチョはイイ味出してる。特にデロス。
「私〜なにもしない〜なんてネ」なんて冗談だろ〜って思ってたらまさか本当に何もしてくれないとは。最高じゃないか。後で殺す。

☆即死パイク
最初のパイクとの酒場の掛け合いがこの西部編最高の笑い所だと俺は思う。
サンダウンに挑発されて「そ そんなに死にてえかあっ!!」と我を忘れ、直後即死。いい感じに情けない。
でもラストバトルでの「パイク兄弟」は驚くほど強い。

☆時間つぶしに一杯どうだい?
ワナを早く仕掛けすぎてしまう上級者のための配慮もしっかりされているのもこのシナリオの粋なポイント。
マスターの話がついつい気になって何杯でも飲んでしまう。

☆決闘
やはり西部編最大の見所は宿敵マッド・ドッグとの決闘だろう(といっても弱いんですが)。
「へへ・・今じゃ恋人同士のような気さえするぜ」というマッドの台詞が好きです。それだけ多くの決闘を繰り返してきた腐れ縁なのだ。
ライバル同士が一時的に手を組むとか、昨日の敵は今日の友っていう展開が個人的にツボ。だからドラゴンボール好きなんだな俺(ラディッツ戦で「一時的に」悟空と手を組むはずだったピッコロは後にすっかり味方になっちゃってるけど)


幕末編

ガキの頃「幕末」の読み方と意味が解らず「ぼうまつへん」で脳内補完していたのが懐かしい(実は今もよく「幕末(ばくまつ)」の定義がわかっていない)、忍者や侍全盛期の和風シナリオ。
そういえば、ここまで「忍術」を豊富に取り揃えているゲームは少ないのではないだろうか。他のゲームだったらせいぜい、かとんすいとんらいじんしゅりけん止まりだが、幕末編主人公おぼろ丸は火トン水トンの術はお手の物、刀で斬りつけることもできるし手裏剣もカマイタチも使えるし憧れのかくれみのだって使いこなせちゃうしコマだって回せる。
また、このシナリオには坂本竜馬や宮本武蔵など、実在する歴史上の人物が多く登場するのも見所。
平賀源内が体ごろ改造していて喋り方も電波だったり、天草四郎の喋り方も電波だったりとちょっとおかしなところもあるけど、竜馬が銃を使ったりと忠実に再現している面も。
コナンの絵が萎えますが。

☆最長シナリオ
個性的な敵やワナも多く、最もバラエティに富んだシナリオといえる。でも難易度が高いので初めにこのシナリオを選ぶと挫折するかも。
その分、このシナリオ一つでしっかりとゲームが成立しているというぐらいやりがいのある、濃いシナリオ。
戦闘とアクション的な要素を楽しみたいなら、まず幕末。何よりダッシュ倍速が気持ちよすぎる。なんで竜馬まで倍速なんだろう。
また、倒した人数を数えていくのもポイント。シナリオ紹介では「目指せ100人斬り!」とあるが攻略情報無しで100人斬りはまず無理なので85人以上も倒せればたいしたもの。たしか自分は最初は64人ぐらいだったと思う。
まずは情報に頼らず、自力でいくら倒せるか挑戦するのが醍醐味でしょう。

☆ということは、あらため・・
淀君本体を斬った後に、人間じゃない事に気付いて、斬った数を数え直す律儀なおぼろ丸がイカす。

☆激強カラクリ丸
ライブアライブ唯一の隠しキャラ、カラクリ丸。斬り下ろしとか尾手流手裏剣忍術など敵の特技をラーニングできてしまうのが楽しく、はっきり言って高原より全然使えるのだが、ラスボス前に壊れてしまうのが惜しい。
あの「大激怒岩バン割り」まで習得できるのが笑える(この技は五忍者本体がたまに使ってくると聞いた事があるが、カラクリ丸はラーニングできるのかしら?)。
名前聞いた頃は、「しかけの元」みたいな姿を想像していたのだが、仲間になってみるとおぼろ丸の姿をコピーして緑髪おぼろ丸になってしまった。これはこれでイカす。でもお堀で溺れた時は本気でびっくりしました。

☆100人斬りと0人斬り
さて100人斬りですが、コレが達成しても得られるものは達成感だけで物質的なモノは何ももらえないという。ひどくないですか?
0人斬りだと竜馬からヨシユキがもらえますがこの武器の毒効果がいまだによくわからない。


近未来編
21世紀が舞台だけど、ブリキ大王のテーマとかジョムジョム弾とか戦闘時の音楽とかなぜかレトロで昭和っぽいのが素敵。キーワードは「ド根性」。そのせいかド根性ガエルを思い出します。
超能力不良少年が主人公という事でどんな近未来的な事ができるのやらと思えば、すごい弱いアキラ。この頼りない主人公を操作して物語を進めていくわけだが、脇役もいいキャラばかりで所々に入ってくるギャグもしっかりとツボをとらえてくる、かと思えばちょっと泣かせるシーンもあり、たった2時間前後のシナリオでよくここまで敷き詰められるものである。そのせいか、とても長く感じるシナリオでもあり、印象も強い。

☆サクサク進む
取説にも「人の話を聞きながら情報を集め、町で次々と起こる事件を解決していきましょう」と書いてあるとおり、普通のRPGのように次々とイベントが起こっていく、ある意味最もわかりやすく、進みやすいシナリオ。
でもただ進めるだけじゃなく、アイテム発明といったやりこみ要素もあるので一筋縄じゃ行かない奥の深さがある。
それにやっぱり台詞やキャラが面白く、何回やっても楽しめる。
そして普通じゃないのが、心を読んで話を進めていくところと、最後はブリキ大王に乗ってラスボスに挑むところだろう。ブリキ大王強すぎなのでラスボスはゴミも同然だけど、巨大ヒーローを操作できる快感を味わえるのはここだけ。一回で飽きるけど。

☆通りすがりの・・たい焼き屋サンよ!
強いけどたい焼き屋サンというギャップが逆にカッコいい無法松。
面白いのがその時によって値段を選べるたいやき屋バイト(っていうかお手伝い?)イベント。
大抵こういうのでもらえるアイテムはショボいもんだが、このバイトの場合ポーションNO.9など割と役立つものがもらえて嬉しい。

☆液体人間ワタナベ
「ムスコハ・・チビッコハウスデ・・ゲンキニ ヤッテイルカ・・(うろ覚え)」正直、かなり泣けるシーン。
最初、背後から攻撃すると自爆するという事を知らず相当苦しみながらタロイモだけになって頑張った記憶が。偶然背中に当たって残りHP300ぐらいで自爆してくれたからよかったが。


原始編
本作中、最も古い原始時代のシナリオ。それ故に言葉という概念が無く、ジェスチャーのみで話が進むという。セリフ皆無のRPGなど前代未聞で、本当に成立しているのかと戸惑うが、苦しみながらも見事に表現されており、ユーザーにも感情がしっかりと伝わる。
むしろ、原始編やったら「RPGにセリフなんて要らないんじゃないか」とか思っちゃうぐらいです。
出てくるモンスターは「魔物」というよりも純粋な「動物」ばかりで、逆に新鮮。ドラクエみたいにマンモスが三ツ目だったりしません。
「ホネ肉」が回復アイテムというのもなんかちょっと感動すら覚える。

☆わりとRPG
強力な武具を揃え、レベルを上げつつ戦闘を重ねていくという、強烈な個性とは裏腹にRPG慣れしていればすんなり進めるシナリオ。
だがニオイを頼りに進むというシステムや、わりとわかりにくい謎解きやイベントフラグ(ゴリに何度も話し掛けないといけない、とか)などによって行き詰まる人も多いので割と難しいかも。
一番のお楽しみは合成。初めてブスブスヤリを作った時は「つえーじゃん」と感動したものだ。

☆モノな石
フィールドにある謎の人面石に100回話し掛けると(当然セリフも何も無く人面石は無反応)、「パタン」と小さな音がして秘密の部屋に入る事ができ、「ホネ」を選ぶと「モノな石」という変なアイテムが手に入る超意味不明な隠しイベント。
101回話し掛けてしまうとまた扉が閉まっちゃうし、「ホネ」以外を選ぶと追い出されて扉が永遠に閉まっちゃうしなぜか秘密の部屋のBGMはテーマ曲だし何もかも意味不明でシュールだ。そもそもモノな石ってどういう意味だろう。

☆コーラのビン
コーラのビンとは、隠しボス、キングマンモーを倒すと低確率で手に入るアクセサリーで、アイテムとして使うと超強力な技が出るそうだが、自分はキングマンモーを捕まえる&倒すのがあまりに面倒なのでいつも王者のキバで妥協してしまい、未だに手に入れたことは無い。
聞いた話では落とす確率はそこまで極端に低いわけでもないそうなので、結構入手したという人もいるようだが。
つまりはロマサガ3の竜槍スマウグとかFF5のティンカーベルとかに比べれば全然マシって事なのだろう。ヒマだったらチャレンジしようと思う。


SF編
宇宙船で頑張るストーリーです。まさにSFです。別にクルー皆で宇宙旅行とかしてるわけじゃありません、彼らもヤバイ怪物ベヒーモスの輸送とか色々大変なのです。で、このシナリオには通常戦闘が全く無く、あるのはラスボス戦と船内ゲームのみ。
だからといって「本当に面白いんですか」とナメてはいけない、船内で起こる様々な事件、複雑な人間関係にプレイヤーはドンドン引き込まれていき、気が付いたらクリアまで休み無く突っ走ってしまっているという、短編小説のようなシナリオである。
とにかくFF4並に人が立て続けに命を落としていく。そして下手すりゃ自分(キューブ)が一番悲惨な死に方を・・色んな死にっぷりが体験できるという点では爽快(何が
そして最後には超感動の名シーンが待っている。コレをきっかけにブラックコーヒー飲むようになった人いるんじゃないでしょうか。
戦闘も無いし何度やってもストーリーは変わらないのに何故か何回でもプレイしたくなる、大人にオススメしたいシナリオ。

☆キャプテンスクウェア
SF編に花を添えてくれるのがコレ。度重なる重苦しい雰囲気にすっかり滅入ってしまった貴方(むしろキューブ)の心を落ち着かせてくれます。どうやらこの時代にはテレビゲームというものがあるようです。
攻略法を見つけられないと3〜4ステージぐらいからもう挫折してしまうけどつい夢中になってしまう、ミニゲーム的なものである。
わざわざメモリーカードまで用意されている辺りにスクウェアの熱意を感じる。

☆二度と地面の土を踏む事は無かった
エアロック解除で誤って宇宙に飛び出してしまい、宇宙空間を漂いながらキューブ消滅。ある意味最も悲しい死に方。
すいません爆笑しました。

☆こわいベヒーモス
普通の戦闘ではまず全滅しないライブアライブ上級者の方も、油断するとこいつにヒネられます。
かつてこんなに恐ろしいモンスターがいただろうか。SF編で一番印象に残っているという人も多いだろう。よくネタにされるし。

☆機心
SF編の表題「機心」。この2文字って造語だけど、凄く重大な意味を持っている言葉だと思う。
解釈してしまえば「機械にも心はある」って事だと思うけど、キューブを見てるとホントにその通りだなと思う。
同時に、「機械にも心を動かす力はある」という意味にも感じ取れる。ダース伍長も最後にはキューブの「機心」が理解できたのだろう。


功夫編
クンフー編という事で、中国が舞台。おじいさんを操作できるRPGというのも珍しい。
ストーリーはとてもわかりやすい。心山拳という拳法の使い手の老師が、もう年じゃという事で、下山して早いとこイキのいい若者を後継者にしなくてはいかんのじゃという話。
弟子の成長っぷりが目に見えてわかる所に、このシナリオの醍醐味と感動がある。

☆後を継ぐのじゃ
ルートによって誰を仲間にできるかが変わるというような、マルチRPGの一種だと思ってもらえば良いだろう。
好みのキャラを一人徹底的に修行を積ませて、後継者にする事によって最終編メンバーも変わるという、とっても大事なシナリオである。
しかし後継者以外みんな死んでしまうのは悲しい。
クライマックスは連続戦闘なので、すぐ終わるといえば終わるシナリオなのだが、レベル上げの仕方によっては最終編でキャラが一部の技を修得できなくなってしまうという曰く付き。
あとやっぱ最後泣けるなぁ。

☆最終奥義じゃ
老師が死ぬ前に究極奥義「旋牙連山拳」を後継者に託し、クライマックスでそれを一度だけ放つ事ができる・・そして勝利。
いいですねーこの流れ。名シーンです。このシナリオはとにかくテーマ曲が盛り上げてくれますな。


現代編
格闘ゲームのノリで作られたという、最強目指して名だたる格闘家を倒して名を上げていくという、なんともなシナリオ。
難しい説明と堅苦しい知識は不要!ただひたすら己の肉体を誇示し、技を盗んで突き進め!!という辺りにを感じる。
なんだか全体的に頭の悪い雰囲気が漂ってしまっているシナリオだが(モーガン イチバーン!とか)、作っている方(と高原さん)は大真面目なのであろう。まぁわかりやすさでは一番。
ただ、このシナリオを一番初めにプレイしてクソゲー呼ばわりしてしまった人に反論できないのが一番辛いところ。
いや、俺は現代編面白いと思うんですけどね。

☆ラーニングしてえんだ!!
このシナリオもまたとても独特で!普通のRPGのようにフィールドを進んで人と話したり魔物と闘ったりなんてことはない!
なにせ!このシナリオにッ!!「フィールド」だとか「マップ」だとか「歩く」なんていう軟弱な要素は一つも存在しないのだッ!!
ただひたすら拳を交える事に意味があるッ!!
というわけでッ!?まずは6人の対戦相手の中から対戦したい相手を選ぶのだ!!ただししょっぱなからモーガンとかはやめとけ!!ボッコボコだ!!比較的倒しやすい相手から排除していき!己を鍛えていかないと最強にはナレンノダッ!!!
だが!このシナリオにはレベルなどという卑怯なシステムは言わずもがな導入されていない!!では如何にして己を成長させてゆくのかッ!!?
答えは簡単!戦いの中で相手の技をモノにする!!コレに尽きる!いわばラーニングだッ!!
猛者との闘いの中で勝利のきっかけとなるものを掴む、それが真の格闘家であり「最強」と呼ばれる資格を持つための手段なのだッ!!!
なに!?それこそ卑怯だって!?ほざけ!!わかっちゃいないよォ〜〜お前は人の痛みをよぉお〜・・

☆しびれてえんだ!!
ラスボスはマヒして死にます。コレでいいのか最強。


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